2026/08/24
台風の後、雨漏りしていなくても屋根の点検をおすすめします

台風が過ぎた後、屋根の状態が気になる方も多いと思います。
「雨漏りしていないから大丈夫」
そう思われるかもしれませんが、実際の現場では、台風の後すぐには気づかず、しばらく経ってから雨漏りの相談を受けることがよくあります。
瓦のズレは意外と気づきません
台風や強風で瓦がズレたり浮いたりすることがあります。
ただ、屋根の上にある瓦のズレを、家の中から見つけるのはなかなか難しいものです。
実際には、お客様自身が気づくことは少なく、
「隣の家の方から教えてもらった」
「訪問してきた業者から言われた」
ということで、初めて屋根の異常を知るケースもあります。
そして、台風からしばらく経ってから雨漏りが発生し、そこで初めて屋根の不具合に気づくこともあります。
台風の後、私が特に見るところ
台風の後に屋根を点検するとき、私が特に注意して見る場所の一つが風下側の棟を越えた辺りです。
台風のような強い風が吹くと、風の流れによって、棟を越えた風下側の平面部分は、強い風の影響を受けて瓦が浮き上がりやすくなります。
この部分は風の影響で真空状態のようになり、瓦が浮き上がりやすくなることがあります。
また、瓦だけでなく、軒樋などの雨樋の破損がないかも確認します。
強風によって雨樋が外れたり、割れたりすることもあるためです。
自分でコーキングするのはおすすめしません
台風の後に雨漏りを見つけると、
「たぶん、この辺から雨が入っているんだろう」
と考えて、コーキングでふさいでしまいたくなるかもしれません。
ですが、これはおすすめしません。
一時的に雨漏りが止まることはあっても、かえって雨水の流れを変えてしまい、別の場所から雨漏りを誘発することがあるからです。
雨漏りは、見えている場所が原因とは限りません。
以前のブログでも書きましたが、屋根の中で雨水が回り込んで、実際に雨が落ちている場所とは離れたところが原因になっていることもあります。
そのため、
「たぶんここだろう」
という自己判断でふさいでしまうより、まず原因を確認することが大切です。
台風直後だけでなく、その後の点検を
台風が過ぎた直後は、雨漏りの修理依頼が多くなります。
ただ、台風の後すぐには症状が出ていない屋根もあります。
だからこそ、台風から少し時間が経ってから、職人に屋根を見てもらうこともおすすめします。
瓦のズレや浮き、棟、雨樋など、目で見ただけでは分かりにくいところもあります。
貞瓦店では、屋根の点検料はいただいていません。
「台風の後、屋根がちょっと心配だな」
「雨漏りはしていないけど、一度見ておきたい」
という場合でも、まずはお気軽にご相談ください。
大きな修理になる前に、屋根の状態を確認しておく。
それも、家を長く守るために大切なことだと考えています。

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